「赤鼻のトナカイ」のトナカイには名前があった!~子どもに読み聞かせたい絵本~☆歌詞・英語劇台本あり

日本でもお馴染みのクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」。

毎年クリスマスになると、街中でよく流れていますよね。

その赤鼻のトナカイに、名前があることを知っていますか?

その赤鼻のトナカイの名前は、「ルドルフ」です。

日本語の歌には名前が出てこないので馴染みがないかもしれませんが、

英語の歌は、「真っ赤なお鼻のトナカイさんは~」の部分が、

Rudolph(ルドルフ), the red-nosed reindeer」と

名前がちゃんと入っているんですね。

この記事では、「赤鼻のトナカイ」について、絵本や歌、劇の台本についてまとめました。

目次

サンタのソリを引くトナカイは何匹? 名前はあるの?

サンタのソリを引くトナカイは、全部で8匹います。

(ルドルフ加入前)

そして、そのすべてのトナカイに、名前がついています。

ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、

コメット、キューピッド、ドンダー、ブリッツェンです。

この8匹のトナカイの名前も、英語版の「赤鼻のトナカイ」の歌には登場するんです。

登場するのは、歌の導入部分です。

「You know Dasher and Dancer and Prancer and Vixen,

Comet and Cupid and Donner and Blitzen,

But do you recall, the most famous reindeer of all?

(ダッシャーとダンサーとプランサーとヴィクセン、

コメットとキューピッドとドンダーとブリッツェンを知っているよね。

でも、一番有名なトナカイを覚えてる?)」

という歌い出しがあるんです。

日本人にはあまり知らない名前でも、欧米などでは、

小さいころから口ずさんできた名前なんですね。

ちなみに、わたしのアメリカ人の友達は、

全員の名前はちゃんと言えていました。

さすがですね!

「赤鼻のトナカイ」の絵本がオススメ!

絵本の「赤鼻のトナカイ」は、おなじみの歌の通り、

霧の濃いクリスマスの夜、前が見えなくて困っていたサンタが

鼻が赤くて光っているルドルフと出会って勧誘し、

ルドルフが9匹目のソリを引くトナカイとなる物語です。

これまで、英語版でしか絵本がなかったのですが、日本語版が出版されました!

歌より内容が盛りだくさんなので、楽しんで読むことができますよ。

ぜひ、読んでみてください。

子どもに見てほしい!ショートムービー(英語)

YouTubeにある、こちらの動画がとてもオススメです。

英語が分からなくても、お話を知っているから、楽しく見られます。

わたしは、この動画を子どもに見せると、

「ルドルフの鼻って本当に光ってるんだ!」

と反応していました。

映像で見ると、ルドルフが他のトナカイとは少し違う特徴があることや、

他と違う個性がサンタの役に立つ場面がより伝わります。

少し違うよ!英語版と日本語版「赤鼻のトナカイ」の歌

日本語の歌詞では、新田宣夫さんの歌詞が有名です。

真っ赤なお鼻のトナカイさんは 

いつもみんなの わらいもの

でもその年の クリスマスの日 

サンタのおじさんは いいました

暗い夜道は ぴかぴかの 

おまえの鼻が 役に立つのさ

いつも泣いてた トナカイさんは 

今宵こそはと よろこびました

英語の歌詞を見てみましょう。

You know Dasher and Dancer and Prancer and Vixen,

Comet and Cupid and Donner and Blitzen

But do you recall the most famous reindeer of all? 

(上記に記載のため日本語省略)

Rudolph the red-nosed reindeer  

(赤鼻のルドルフは)

Had a very shiny nose 

(ぴかぴかのお鼻をもっていました)

And if you ever saw it   

(きみがルドルフのお鼻を見たら)

You would even say it glows 

(光ってると思うことでしょう)

All of the other reindeer  

(ほかのトナカイさんたちは)

Used to laugh and call him names 

(笑って悪口も言っていました) 

They never let poor Rudolph  

(そのトナカイさんたちはルドルフを)

Play in any reindeer games 

(遊びにも入れてくれませんでした)

Then one foggy Christmas Eve  

(ある霧の濃いクリスマスイブの日)

Santa came to say 

(サンタがルドルフに言いました)

Rudolph with your nose so bright 

(ルドルフ、きみの鼻はとっても光っているね)

Won’t you guide my sleigh tonight? 

(今夜、ぼくのソリを案内してくれないかい?)

Then all the reindeer loved him

(それから他のトナカイさんたちはルドルフが大好きになって)

And they shouted out with glee 

(喜びの中こう叫びましたとさ)

“Rudolph the red-nosed reindeer 

(赤鼻のルドルフ、きみは)

You’ll go down in history!” 

(歴史に残るトナカイだよ!)

日本語版と英語版を比較すると、

・英語版の歌はトナカイの名前が登場している

・英語版の歌の方が、ルドルフが他のトナカイからからかわれていた様子がくわしく入っている

・英語版の歌は、最後に他のトナカイがルドルフのことを認めて褒め称えている

ということが分かります。

英語版の方が歌が長いので、より多くの情報が入っているんですね!

小学生の発表会にオススメ!「赤鼻のトナカイ」の英語劇台本

用意するもの:ソリ、サンタの衣装、エルフの衣装(パーティー帽子など)、

トナカイの角の被り物、エルフが作ったおもちゃ、サンタの袋など

子どもの数は、6人で設定しています。

人数が多い場合は、一役を何人かの子どもで割り当てるか、脚本を修正してお使いください。

ちなみに、わたしはこの脚本で小学2年生の子どもに劇をしてもらいました。

なので、小学生中学年、高学年向けですが、低学年でもできると思います。

この劇をしたあとに、「We wish you a Merry Christmas」の英語の歌を歌いました。

「赤鼻のトナカイ」の英語の歌を歌うのも考えましたが、

小学生には難しいので、結局

「We wish you a Merry Christmas」を歌うことにしました。

でも、しっかりまとまって見えました!

大体、劇と歌で10分程度です。

子どもに「赤鼻のトナカイ」の劇をさせたい!という方は、

ぜひ参考にしてみてください。

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